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さすらいの道の途中で

 12月23日に最後のテストが終わり、息継ぎをする間もなく旅をしている。

 

雪の年末カナダ、暖冬の年越しニューヨーク、そして雨降る冬の西海岸。

ニューヨークは厳密に言うと住んでいるので、はたから見ると旅ではないかもしれないけれど、ずっと遊びに来ていた友人と一緒にいたので、気分は旅人だった。

 

もう、ずっと、ずーっと、日本に帰りたくて帰りたくて仕方なかった。

友達がいないから?日本食が恋しいから?家族が恋しいから?

理由はわからないけれど、とにかく帰りたかった。

留学は自分ですると決めたことだから、ここでやめて帰るのは恥ずかしい、というただそれだけの理由で帰らなかったけれど、そんな私を見透かすかのように母親は「いつでも帰ってきて良いよ」と何度も言うし、正直、弱っていた。

 

けれど、ふと、その思いが消えた。理由は特にない。

 

旅をしているとはいえ結構踏んだり蹴ったり。

カナダではホットチョコレートを持ち物に盛大に零したりモントリオールからの帰りの飛行機が雪でキャンセルになってトロント経由で帰ったり。

ラスベガスへ向かう飛行機で荷物を預けたらTSAに検査されもろもろパクられカバンは壊され、グランドキャニオンは霧で何も見えず。サンフランシスコでウォークマンを紛失し、今日はポートランドまであと一時間、というところで乗っていたバスが故障して一日それで潰れたり。

 

だけど、日本にいるときみたいにカリカリせずに済んでいるのは、たぶん、きっと、心に余裕があるからだと思う。いや、文句を言うのにも体力を使うから、それが面倒になっただけかもしれないけど。笑

 

ポートランドは調べれば調べるほど良い街で、明日からの散策が楽しみ。本当は今日午前中について、午後から散策する予定だったのだけど……仕方ない。そしてその先のシアトル、バンクーバー、ビクトリアも楽しみだなあ。泣いても笑ってもあと10日で旅は終わり、ニューヨークで来学期に備えます。

 

旅で思ったことを色々と書き留めておきたい……と思いつつ、はたしてやるのかどうか。感じることに精一杯で、なかなか書く余裕を見つけられない。です。