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宗教とコミュニティ

ハーレムにゴスペルを聴きに行ってきた。

 

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まあ、ニューヨークにいるうちに1回くらい行こうと思っていたので行けて良かった。

実は3週間くらい前、目星をつけていた教会に行ってみたら、なぜか「10ドル払え」と言われ、それはちょっとなぁということで引き返してきたので、二度目の正直と相成りました。

 

ゴスペルはそれはそれは良かった。感動した。

言葉にするとなんとも安易な感じになるけれど、亡くなった祖母(クリスチャン)のことを思い出したりして、まあ、結構、泣きそうになった。隣の白人(観光客)は実際泣いていた。

 

私は祖母の葬式で教会にどれだけ寄付を行ってきたかとか、そういうことを少し垣間見てしまい、どうも宗教というものに対して良い印象がないというか、一定の距離を取りたいと思っているのだけど、いろんな教会に行くうちに、うっかりキリスト教に入信してしまいそうで怖い。

 

宗教というのはもはや宗教ではなくコミュニティなのかなあと思う。

 

それはたとえばS価にも言えることだけど。中学時代の友人はおうちがS価で、高校、大学とその方面に進み、そのコミュニティで楽しくしている様子。大学1年のときに1回家に泊めてもらって以来、全然連絡取ってない(というか私がラインのアカウント消したせいで連絡先消えた)けど。

この前学校でたまたま会ったT理の人もなんだか妙に自分を押し付けてきて、私が頼んでもいないのに勝手に上から目線でfacebookにコメントしてきたりしたけど、それはやっぱり宗教のコミュニティに属している、自分を受け入れてくれるところがあるからという自負からくるものなのかもしれない。知らんけど。

 

まあ、そりゃ少なからず金払ってるんだから受け入れてくれないと困るよなあ。じゃないと宗教の意味ないじゃん。

 

わたしはそのコミュニティにあまり金銭的価値を見出せないので、やっぱり今は宗教とは距離を置いておきたいなと思う。ま、そう考えたらオタクの集まりだって世界一周旅行者のコミュニティだって全部宗教みたいなもんだ。宗教は歴史あるコミュニティって感じかな。私だって大学というコミュニティに少なからぬお金払ってるし(実際支払ってるのは親だけど。)

 

 

ところでハーレムの目抜き通りはMalcolm X Blvd.というのだけど、どんな人物か今更ながら調べてみると、黒人解放運動のリーダーでイスラム教徒とのこと(父親はキリスト教バプティスト系の牧師だったので幼少期はキリスト教徒だった?)。

ハーレムは少し歩いてみた感じ、キリスト教会がめちゃくちゃ多いので、「マジか目抜き通りにムスリムの名前使っちゃうかー」という感じがした。でもマルコムXはニューヨークで亡くなったし、宗教云々より黒人としてのアイデンティティに重きを置いていたような感じがするし、別にそういうのは関係ないのかな。ハーレムの住民がみんなキリスト教とは限らないし。

今日行った教会の信者さんの住所のリストにはBronx(ハーレムの北隣の地区)の人が多かったし、案外地元の住民が地元の教会に行くというわけでもなさそう。

 

ちなみにそのマルコムXが銃に撃たれて死んだとき、その身体を受け止めたのがYuri Kochiyamaという日系アメリカ人だったというから驚き。この方は日系人の旦那さんと一緒にハーレムに住んでいたそう。一応日本語のウィキペディアもあったけど全然情報載ってなくて、その分英語のウィキペディアに色々載っていた。

私が見たのはこのページだけど。

 

日本人の血を引いてるってだけで別に彼女のアイデンティティはアメリカ人だろうに、どうしてこう日系人を贔屓してしまうのかな。これは日本人特有……ではない気がする。街に出ると、たいがいの人が同一民族で固まっている様子が見える。ニューヨークは、特に、そう。